MINDダイエットは、脳の健康をサポートする食事法である(Shutterstock)
脳を守る食事法

脳の健康に効く⁉  話題の食事法で認知機能低下リスクを軽減

「食は人を作る」という言葉は、身体だけでなく認知機能にも当てはまります。

新しい研究により、特定の食事法が認知機能低下のリスクを減らす可能性があることが明らかになりました。特に女性に効果があるとされています。研究者は、地中海食と高血圧対策を組み合わせた「MINDダイエット」に最も近い食習慣を持つ女性が、認知機能低下のリスクを低減する可能性を発見しました。この食事法は、「脳機能をサポートする食品を多く摂り、健康に悪影響を与える食品を減らす」ことが特徴です。

シンシナティ大学メディカルセンターに所属するラッセル・P・ソーヤー博士は、「高齢化に伴い認知症を抱える人々が増える中、認知機能の低下を遅らせたり防ぐための変化を見つけることは非常に重要です」と述べています。この研究は、アメリカ神経学会のメンバーであるソーヤー博士が共同著者を務め、認知機能維持における食事の役割に新たな可能性を示しています。

▶ 続きを読む
関連記事
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
認知症予防は、特別なことより日々の積み重ねが大切です。手や指を使う習慣、適度な運動、食事、睡眠の見直しなど、脳の健康を守るために役立つ日常の工夫を紹介します。
適度なカフェイン摂取が認知症リスクの低下と関連する可能性が示された大規模研究。コーヒーやお茶の習慣と脳の健康の関係を解説します。
スマホやSNS、甘い物など強い刺激に慣れると、脳はシンプルな喜びを感じにくくなる。報酬系を整え直し、自然な満足感を取り戻す方法を専門家の知見から紹介します
頭がぼんやりして集中できない「ブレインフォグ」。その原因は単なる疲れではなく、腸内環境や慢性炎症、生活習慣の乱れが関係している可能性があります。食事や睡眠、運動の見直しで改善が期待できる対策を専門医の視点から解説します。