中野区議会議員の吉田康一郎氏。(大紀元)

臓器摘出した経験持つ元中国の外科医が東京で講演 「日本人も狙われている」区議会議員も参加 

12日、来日中の元中国外科医エンバー・トフティ氏が中国共産党による強制臓器摘出に関する講演会を開催した。

新疆で外科医師をしていた時、上司から臓器を摘出するよう指示された経験を持っているトフティ氏が中共による臓器収奪の状況を明らかにした。観客は皆真剣な眼差しで聞き入っていた。

講演会は中国の臓器収奪を考える会(SMGネットワーク)が主催しており、中野区議会議員の吉田康一郎氏や逗子市議会議員の丸山浩章氏、日本ウイグル協会のレテプ・アフメット氏らが参加。講演会は、盛況満席で終了した。

2006年に国際社会において注目され始めた中共による臓器収奪の問題。近年、英国で民衆法廷が開かれたり、欧州議会やアメリカの連邦議会で非難する声明が出されるなど、世界的に徐々に認識され始めている。

中共の悪行について度々発信してきた吉田氏は、中共の実態について認知していたため、臓器収奪の問題を初めて耳にした際にも、「驚かなかった」という。「技術などがなかっただけで、技術などを持っていたら、共産党独裁中国はやりかねない」と述べた。

中野区議会議員の吉田康一郎氏(大紀元)

また吉田氏は、日本に対して警鐘を鳴らした。「日本人は健康にも留意し、変な食品添加物も食べず、クリーンな内臓を持っている」ため、中共が日本を統制できるようになった場合、中国人以上に日本人の臓器は望ましいと語り、憂慮を示した。

中共による臓器収奪の問題に長らく取り組んでいる丸山氏は、臓器収奪の問題について、家族や友人、同僚の地方議員にも広く実態を伝えているという。

また来場者に「人権の問題なので、国対国ではなく、自分自身の問題として捉えてほしい」と訴えた。

逗子市議会議員の丸山浩章氏(大紀元)

「国連の常任理事国が戦争や人権侵害をするなど、機能していない中、諦めるのではなく、一緒に行動してほしい」と呼びかけた。

関連記事
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
「六四天安門事件」から37年を迎えるのを前に、6月3日、天安門事件追悼実行委員会が主催し東京都内で記念講演会を開いた。1989年の天安門事件で学生指導者の一人として知られるウイグル人のウアルカイシ氏は、中国の民主化への支持と天安門事件の記憶継承の重要性を訴えた。
1989年6月4日の天安門事件から37年となるのを前に、「北京之春」雑誌社、中国民主団結連盟、中国民主党全国委 […]
カナダで上映されたドキュメンタリー映画『国家の臓器』。大紀元編集者のヤンが上映後に登壇し、中国で続く人権侵害や情報封鎖の実態について語り、真相を伝えることの重要性を訴えた
米下院で可決された「強制臓器摘出阻止法案」を巡る、中国共産党の生体臓器収奪に関する公聴会の解説記事。法輪功やウイグル人等から臓器を強奪する非人道的な国家犯罪の実態と、米国の超党派による対抗措置を報じる