日本産水産物の禁輸措置 脱中国依存方針継続
20日、日中の合意に基づき、中国共産党(中共)政府は日本産水産物に対する禁輸措置を段階的に解除することを発表した。しかし、輸入再開の具体的な時期は依然として不明である。日本政府はこれまで輸出が多かったホタテなどについて、新たな輸出先の開拓や販路拡大に注力している。
坂本哲志農水相は「今回発表された日中間の共有された認識を踏まえ、引き続き、中国に対して科学的根拠に基づかない輸入規制の撤廃を求めていく」と表明した。これまで『#食べるぜニッポン』などの取り組みを通じ、国内での消費拡大に協力を求め、水産業を守る政策パッケージに基づき、海外バイヤーの招致やホタテ加工業者の海外派遣を支援するなど、輸出先の転換を図ってきたとしている。
坂本農水相は、水産物を含め、農林水産物・食品のさらなる輸出拡大に向けて、新たな市場の開拓が重要だとし、日系だけでなく、現地のスーパーやレストラン、新興国、地方都市などもターゲットにしていく方針だと述べた。
関連記事
FRBの金融政策がもたらした経済の歪みを鋭く突く論評。実質金利の罠やマネーサプライの膨張から、資本主義の変質と金融ファシズムの到来を警告する
日本の7月の貿易収支は6345億円の赤字となり、3か月連続で赤字を記録した。輸出入はともに過去最高となったが、円安や原油などの輸入増が収支を圧迫
2026年7月の訪日客は344万2100人で、7月として過去最多を更新した。中国客が前年同月比56.1%減となる一方、台湾は初の70万人超、韓国・香港も大幅に増え、市場構造の変化が鮮明になった
太平洋クロマグロの新たな資源管理方式で国際合意。中西部海域では30キロ以上の大型魚の漁獲枠を25%拡大し、小型魚は6%削減する。2027~28年の適用を目指し、本マグロの供給・価格や養殖業界への影響が注目される
17日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、2.930%に上昇(債券価格は下落)した。前週末比0.055%高い水準だ。複数のメディアが報じている。世界的に同様の現象が発生しているのはなぜか