過剰生産による海外市場へのダンピング?
中国の自動車 3か月連続の販売減とEV輸出鈍化
8月、中国自動車市場は前年同月比で販売が10.7%減少し、生産と販売は3か月連続で減少していることが、中国自動車工業協会(CAAM)の最新のデータから明らかになった。
その自動車工業協会が10日に発表したデータによれば、中国市場での8月の自動車販売台数は194.2万台で、前年同月比で10.7%減少した。一方、同時期の自動車輸出台数は51.1万台で、前年同月比で25.4%の増加であった。(販売台数と輸出台数の合計は245.3万台)
ところが、生産台数は、今年8月で見ると、249.2万台、販売台数は245.3万台で、前月比ではそれぞれ9%、8.5%の増加であったが、前年同月比ではそれぞれ3.2%と5%の減少である。
関連記事
中国で2025年、たばこ・酒販売店約32万店が撤退し、店舗数は前年比19%減少した。EC即時配送や新業態との競争、逆ざや、固定費高騰が経営を圧迫している
中国の人型ロボット企業・宇樹科技は上場初日に株価が公開価格の5倍超へ急騰後、3営業日で約45%下落。事業収益との乖離やAI・ロボット投資のバブル、IPO制度への懸念が広がっている
中国の7月の個人所得税収が前年同月比25.9%増加した。景気低迷が続く一方、中共当局は富裕層の海外所得やオフショア信託への徴税を強化。税収急増の背景と、土地収入減少後の財政を探る
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
米国が7月13日にイランの港湾と海運に対する海上封鎖を再開して以来、イランの海上輸出は深刻な打撃を受け、中国の買い手がスポット市場で購入できる原油が急速に枯渇している。