2023年、ニューヨーク前副補佐官リンダ・サン(右)はニューヨークの中国領事館の総領事に対して不正にニューヨーク州の表彰状を授与した。(ニューヨーク東区連邦検察官事務所提供)
中国領事館に協力して、台湾を邪魔した数々の行為

ここまで浸透か ニューヨーク州知事室の前副補佐官が逮捕

 ニューヨーク州知事室の前副補佐官のリンダ・サン(孫雯、41歳)とその夫クリス・フー(胡驍、40歳)は、中国共産党のために秘密裏に活動した疑いで、9月3日の朝に逮捕された。

 リンダ・サンが「外国代理人登録法」に違反し、中国共産党のために行動し、ビザ詐欺、外国人密輸、マネーロンダリングに共謀したと、検察は主張している。夫のクリス・フーはマネーロンダリングの共謀、銀行詐欺の共謀、身分識別手段の濫用で起訴された。二人は公判後に保釈され、旅行が制限され、中国共産党の領事館やその使節団との接触が、禁止されている。

41歳のリンダ・サンは中国で生まれ、5歳の時に両親と共にアメリカに移住し、アメリカ国籍を取得した。彼女は2012年以降、ニューヨーク州の行政部門や州政府機関で。いくつかの高級職に就いており、2023年に解職される前はニューヨーク州のホークル知事の副補佐官として、約1年間勤務していた。

▶ 続きを読む
関連記事
トム・コットン米上院議員は、越境決済企業Airwallexへの中国系資本の投資について、対米外国投資委員会に国家安全保障上の調査を求めた。米国人の個人データが中国側に渡る可能性に懸念
米・メキシコ国境へ殺到する兵役年齢の中国人たち。ノーム前米国土安全保障省長官は、中国人不法移民の米国境移動を組織的に支援するネットワークの存在に警鐘を鳴らした
4月8日夜、東京・新宿文化センターで行われた神韻の公演会場に、二人の観客が訪れた。数日前まで彼らは劇場の外で神韻を攻撃するスローガンを叫んでいたが、数日後には劇場に足を運び公演を観た。公演後、二人は今後神韻の妨害活動に参加しないと表明した
米司法統計が明かす華人社会の「二極化」とは? 一般犯罪率は極めて低い一方、経済スパイ事件の約80%に中国(中共)が関与する異常事態。背景には、中国国内の家族を人質にした脅迫や「愛国プロパガンダ」による中共の組織的介入があった
カナダ王立騎馬警察の情報顧問スコット・マクレガー氏は、国民の中共による浸透工作への警戒感が徐々に薄れていると警告。カナダが真の脅威は中共であることを改めて認識すべきだと訴えた