中国の洪水被災地に戒厳令 報道も禁止に
洪水で多くの人々や家屋が流されたが、民間の救援団体と被災者からは、政府による情報遮断が行われているとの報告が出た。また、被災地の一部で戒厳令が敷かれ、ネット上で災害報道をしていたライブ配信のアカウント停止や放送中止、動画削除が行われ、救援スタッフにも発言を控えるよう圧力がかけられている。
ある民間救援スタッフによると、建昌県では20日に集中豪雨とダム放水が原因で大洪水が発生し、200以上の村に被害が及んだ。救援活動は主に民間によって行われている。現在、被災地の一部で戒厳令が実施され、警察による立ち入り禁止措置が取られている。また災害報道をしていたインフルエンサーもアカウントを停止されたり、放送中止を強制され、関連動画も削除されているという。
別の民間救助隊員は、川沿いの家々がすべて流されたという深刻な状況を伝えている。救援物資は政府の倉庫に積まれたままになっており、多くのボランティアが被災者に直接物資を届けているようだ。
和尚房子村の住民の李さんによると、周辺のいくつかの村が深刻な被害を受けている。多くの村人が山の湧き水を飲んで下痢をしたり、発熱や風邪を引いたりしているが、これらの情報は外部に漏れ出さないように封じ込められているという。
大屯町に住む張さんの家も洪水で流され、彼女は日々生活必需品を探している。また彼女は政府に対して失望感を抱えており、今、最も必要なのは毛布や暖かい衣類だ。彼女は外部の支援を求めている。
張さんはこう語っている。
「上流にダムがあるにもかかわらず、避難指示は全く出されなかった。ダムから放水された水が押し寄せ、下流の村々を襲った。私たちの家を含む多くの家屋が流され、何も残っていない。もう一週間以上も土を掘り返している状態だ」
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