日本周辺の異常な軍事動向 ロシア艦艇が津軽海峡に 中国艦艇が宮古海峡に
2024年6月になってから、北海道と沖縄周辺において、ロシアおよび中国の海軍艦艇が活発に活動を展開するなど、異常な軍事的動向が観測されている。海上自衛隊は警戒監視と情報収集の強化に努めている。
防衛省統合幕僚監部によると、昨日6月18日に北海道の南西部、松前町に近い大島近郊の海域で、海上自衛隊はロシア海軍のウダロイⅠ級駆逐艦「548」、ロプチャーⅠ級戦車揚陸艦「066」、そしてロプチャーⅡ級戦車揚陸艦「077」といった3隻の艦艇を確認した。
これらの艦艇は津軽海峡を通過し、太平洋へと東進するルートを取っていた。海上自衛隊第45掃海隊所属の掃海艇「えのしま」と第2航空群所属の哨戒機「P-3C」は警戒監視および情報収集活動を実施した。
関連記事
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した
2026年度上半期の空自の緊急発進は442回で、前年同期比約67%増。中共機への対応が285回と最多を占める一方、ロシア機への対応は152回と約2.6倍に増えた。北部・西部でも対応が大幅に増加した
防衛省統合幕僚監部は10月14日、中共海軍の空母「遼寧」を含む艦艇計4隻が沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋へ進出したと発表。石垣島の南約250キロの海域で「遼寧」から艦載戦闘機が発着艦する様子も確認された
小泉防衛相は10月14日の衆院予算委で、中共政府の「新型軍国主義」言説に「核兵器も戦略爆撃機も持っていない国に対し、いずれも持つ国がそう主張する」と指摘。中共政府の言説に「共感する国がいるのか」と疑問を呈した