7月5日、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が5日発表した6月の豪求人広告は前月比3.0%増と、13カ月連続で増えた。写真はメルボルンで6月撮影(2021年 ロイター/Sandra Sanders)

なぜこれほど多くの偽求人情報が存在するのか?

近年、労働市場には偽求人情報が溢れており、その真相が徐々に明らかになってきた。ジャーナリストであるオータム・スプレデマン氏の調査によると、オンラインで見かける求人情報の約半数が実際には偽ものであるという。Clarify Capitalの調査によれば、これらの求人情報は短期的には雇用を予定しておらず、ただ注目を集めるためだけに存在している。

労働市場で職を探している人なら、応募した求人に全く返答がない、もしくは数週間後に拒否されたという経験をしたことがあるだろう。そしてその後、その求人が依然として掲載されているのを見つけることがある。このような現象は疑問を呼び起こし、不信感を抱かせる。

スプレデマン氏の調査は、これが実際に起こっていることを記録し、その理由を明らかにしようとしている。管理者は「偽の求人情報」を使って、将来のポジションに備えた候補者を確保し、現有の従業員にプレッシャーをかける手段として利用している。また、成長しているという企業のイメージを作り上げることで、資金調達や評価を高める狙いもある。

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