仮想通貨ビットコイン(George Frey/Getty Images)
現在の金融制度には軋みがあるのだろうか?

米下院 仮想通貨規制の新法案可決 – 「FIT 21法案」の行方

2024年5月22日、米国下院は、仮想通貨に新たな規制枠組みを確立することを目的とした重要な法案、FIT 21法案を可決した。この法案は現在上院に提出され、審議が行われる予定である。この法案は仮想通貨資産に関する包括的な法的枠組みを提供し、商品先物取引委員会(CFTC)に仮想通貨分野の監督権限を与える一方で、証券取引委員会(SEC)の役割を縮小することを目指している。

ホワイトハウスはこの法案に反対の立場を表明しており、ジョー・バイデン大統領が拒否権を行使するかどうかは明らかにしていない。FIT 21法案の支持者は、デジタル資産業界に必要な規制の明確さを提供し、消費者と投資家の利益を保護すると主張している。一方、批評者は、法案が不明確な規制の「空白」を作り出し、投資家や資本市場に不確実性をもたらすと警告している。

仮想通貨企業や提唱団体は、この法案を支持しており、仮想通貨イノベーション委員会は声明で、「FIT 21法案は仮想資産企業の法令遵守を促進し、明確な規制は消費者にとってより安全かつ責任あるものになる」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
国土交通省と内閣府による第1回「造船ワーキンググループ」が開催。日本の造船業再生に向け、人材育成や企業間の連携強化について議論。今後は次世代船舶での主導権獲得を目指すロードマップが策定される
23日、赤澤経産相と米ラトニック商務長官の電話会談が行われ、「戦略的投資イニシアティブ」の推進や、米国の新関税措置に対する日本の申し入れが行われた
赤澤経産大臣は23日、フランス主催のG7貿易大臣会合にオンラインで出席。重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けた同志国連携や、3月26日のWTO閣僚会議への対応について意見交換が行われた
片山大臣が金融業界で相次ぐ不祥事に対する見解を示した。証券取引等監視委員会の強制調査が入っているみずほ証券の件や、インサイダー容疑で告発された三田証券の取締役らの件などについて質疑が交わされた
日米両政府は「戦略的投資イニシアティブ」第一陣として、人工ダイヤ製造、原油輸出インフラ、AI向けガス火力の3事業に合意。総額5兆円超の投資で、両国のサプライチェーン強化と経済安全保障を目指す