「買わないと店から出られない?」 悪質旅行ツアーが客に「買い物を強要」 =中国 雲南省
近年、中国国内では、各地のツアーガイドが中国人観光客を脅迫し、指定する店で高額な買い物を強要するなどの良からぬ事例が頻繁にニュースになっている。
とくに雲南省の観光地で、この悪弊が強いという。買い物を強要された観光客がそれを拒否すると、怒ったツアーガイドがその客をバスから降ろしたり、食事抜きにしたりするといった悪質な「事件」に発展するケースも実際に起きている。
中国国内の観光地では、顧客が購入した商品価格のなかからツアーガイドに支払われる金銭、いわゆる「キックバック 」は一般的に10~30%とされる。観光地の土産店やレストランは、そうしてツアーガイドや旅行会社とつながっているのだ。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている