中国の農村部出身の出稼ぎ労働者、イメージ画像。(MARK RALSTON/AFP via Getty Images)

未払い給料を哀願する「農民工」は、どこへ向かうのか=中国

中国では、旧正月に伴う連休も終わった。今月14日以降、仕事のある人たちは生計を立てるための奔走を始めている。いっぽうで、失業中、あるいは以前働いた分の給料を支給されていない「農民工」たちは、途方に暮れている。

農民工とは「農村に戸籍をもつ、出稼ぎ労働者」を指す。必ずしも、農業を兼業をしている「農民の季節労働者」ということではない。したがって彼らの多くは、農業から得られる収入はゼロである。

農民工が給料をもらえない、さらには首を切られて職を失う背景には、彼らを必要とする建設現場をふくむ不動産業界の低迷のほか、地方政府の財政悪化なども大きな要因の一つとなっている。

▶ 続きを読む
関連記事
なぜ中国は今になって「慰安婦問題」を蒸し返すのか? その裏に隠された日本から【沖縄を奪う】ための恐るべき罠とは?
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている
記者会見で米メディアが「中国は『米中共同統治』(G-2)枠組みを受け入れるか」と質問した。王毅外相は「大国共同統治」の論理には同意せず、「平等で秩序ある世界多極化の構築」は各国の共通の責任であるべきだと述べた。専門家は「中共は怯んだ」と分析している
中共の官製メディアは、ロシア・ウクライナ戦争と比べても、米軍によるイランへの軍事攻撃の報道を低調にとどめている。特にハメネイ師の暗殺や、イラン市民が体制転換を求める動きについてはほとんど報じていない。イラン情勢と中国国内の現況を重ね合わせてたくないとの思惑があると指摘されている