「ママ、行かないで」。泣き叫びながら、母親を載せたバイクを1キロも走って追い続けた山西省の留守児童の・張美豔ちゃん(9歳)。(動画よりスクリーンショット)

「媽媽(ママ)私を置いて行かないで」 出稼ぎに行く親たち、留守児童の絶叫は続く=中国

中国には、両親が都市部へ出稼ぎに行ったため、祖父母や親せきなどの農村に取り残された「留守児童」と呼ばれる幼い子供たちが6100万人以上(2015年時点)いると言われている。

また、出稼ぎに行く親に連れられて、都市部を転々とする子供も4千万人にのぼる。このような子供たちは、生活環境が極めて劣悪で、教育も満足に受けられない状態のため、大きな社会問題となっている。

旧正月に家族が集まり、ひと時の団欒を楽しむことはできた。しかし、お正月気分がまだ抜けないうちに、新たな別れはもう始まっている。多くの親たちは、再び都市部へ出稼ぎに行かなければならない。そうして今年も、留守児童の悲しみの声が、駅やバスターミナルに響き渡っている。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている