このほど、かつて「中国のシリコンバレー」とも言われ、繁栄を極めた深センのなかで、龍華区和平路(和平通り)にあふれる路上生活者を映した約8分の動画が発表され、物議を醸している。イメージ、中国広東省深セン市の街の様子(WANG ZHAO/AFP via Getty Images)

「中国のシリコンバレー」の名声はどこへ 深センの路上にあふれる「失業者の群れ」

その地方は、もとは細やかな農業と漁業以外に何もない、広東省の僻村であった。それが、香港に隣接しているというだけの地理的条件を買われて、1979年1月から深セン(深圳)市となる。

以来、深センは、中共政府によって「共産主義体制のなかの、強烈な資本主義エリア」である「経済特区」に指定され、中国屈指の金融センターとして、実を結ばぬ徒花(あだばな)ではあったものの、きらびやかな一時代を迎えることになる。

現在の深センは、どうであろう。かつて上海、北京に次ぐ中国第3の経済都市であり「中国のシリコンバレー」とも称賛された頃の栄華は見る影もなく、完全に暗転しているのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシアのペスト研究所で28歳の女性職員が死亡。隣接する中国東北部では「肺ペスト」への警戒が広がり、食料や薬の備蓄を呼びかける投稿が拡散。都市封鎖のうわさまで
また中国製EVで悲劇か。衝突、炎上、ドアが開かず乗員死亡、そして事故情報の削除。またもやおなじみの展開だ。事故の真相より情報を消すことが優先されるのか。守るべきは人命か、それとも企業の評判か
他社スマホでは見られるのに、ファーウェイ製だけ見られない? 自社高級車の欠陥告発映像がSNSから次々消え、ファーウェイ製スマホでも再生不能に。「都合の悪い情報は見せないのか」と疑惑噴出
「問題の車は確保しました。安心して観光を!」かつて100台を立ち往生させた中国の有名車が再登場! 観光地がまさかの特別対応。運転は迷走、でも心は優しい?
中共は2026年、最新の5か年計画に「海洋強国」を盛り込んでいる。北極地域では、中共政府はすでに2018年に「氷上シルクロード」を打ち出し、北極航路のインフラや鉱物資源への企業投資を奨励したが…