中国では「中秋節」と「建国記念日」をまたぐスーパー・ゴールデンウイーク(9/29~10/6)に入ったが、今回の連休はメーデー(5月)休みの時と同じく、あまり費用をかけない「貧乏旅行」をする人が多かった。(NTD新唐人テレビの報道番組よりスクリーンショット)

低消費の「貧乏旅行」が目立った中国の大型連休 官製メディアとは真逆の実態

中国経済は、昨年12月初めまで続いた「清零(ゼロコロナ)政策」によって企業の倒産が相次ぎ、まさに瀕死の状態にまで至っている。街には失業者があふれ、大学新卒者もほとんど就職できない経済の惨状は現在も続いている。

人々は、財布のひもを締め、できるだけ節約しながらこの困難な時期を、なんとか乗り越えようとしている。

そんな中でやってきた、今年の中国の大型連休(9/29~10/6)だ。国営メディアは、経済の順調な回復を演出するため、一斉に「国内旅行の盛況ぶり」について報道した。

▶ 続きを読む
関連記事
6歳の女児が、実験的な遺伝子編集治療を受けた後に死亡した。中国ではこうした試験を実施するための基準が異常なほど低く、研究型病院の承認さえ得れば、研究者はこのような議論を呼ぶ臨床試験を進めることができる。
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
高級ブランド大手エルメスのアクセル・デュマ執行会長は、消費動向を判断する指標として豚肉価格に注目していると明らかにした。豚の生体価格は約10年ぶりの低水準に落ち込み、養豚企業の赤字も拡大している
中国系カナダ人の女性はNATOでの実習中にスパイ活動を行った疑いで逮捕された。中共が海外人材を利用してひそかに情報を収集する手法に、改めて批判が集まっている
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も