PCR検査データ改ざん企業の人物 学校給食市場参入で不安広がる=中国
張核子(ちょう かくし)という人物の名前は、そのダークなイメージとともに、中国人の誰もが知っている。
張核子氏は、中国で新型コロナウイルス感染症がまだ猛威を振るっていた頃の2022年8月、PCR検査機関の企業「核子華曦実験室」を自身の傘下にもち、そのPCR検査の爆発的な需要によって巨万の富を得たことから「核酸大王」と呼ばれた人物である。
時は、習近平氏肝入りの「ゼロコロナ(清零)政策」が行われて時期であった。そのため当時はまだ、PCR検査で「陽性」と判定された市民を、問答無用で隔離施設へ強制的に送り込んでいた。
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。