デングウイルスによる感染症「デング熱」が感染拡大する雲南省シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州で行われている殺虫消毒作業の様子。(SNS投稿動画よりスクリーンショット

デング熱が急拡大 当局の「デマ消し報道」が感染の真実を裏付け=中国 雲南

このごろ、中国各地でデングウイルスによる感染症「デング熱」の患者が相次いで確認されている。とくに感染が拡大中とされる雲南省では「蚊に刺され(デング熱で)20人以上が死亡した。病院は連日大混雑だ」という噂がネット上で拡散されている。当局は、あわてて「それはデマだ」と否定し、鎮静化に躍起になっている。

中国メディア「南方網」6日付によると、この頃ネット上話題になっている「雲南省で、蚊に刺されて20人以上が死亡」の噂の出所となった動画投稿者の「汪さん」が現地警察による取り調べを受けたという。汪さんは、体調を崩して地元の診療所に行ったところ、多くの人がデング熱について話しているのを聞いたので携帯電話で動画を撮影し、ネットに投稿したという。

だが、雲南省シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州景洪市の公安局は「これまで州内でデング熱感染による死亡者はいない」と主張し、汪さんをデマ散布の罪で5日間の行政拘留に処した。

▶ 続きを読む
関連記事
授業中、顔を上げている学生は何%? 前列に座っているのは何人? 教師の発言までAIで分析対象に。中国の名門・南京大学の「AI監視教室」が物議
中国で配車運転手が急増する一方、肝心の客は減少。景気低迷で仕事を求める人が殺到し、運転手同士の競争が激化している。失業者の受け皿だった配車業界で、今何が起きているのか
言葉が出てこない、頼まれたことをすぐ忘れる。ついには自宅の階数まで思い出せず。中国で、1日のスマホ時間が10時間を超える25歳女性が「デジタル認知症」?
「10分おきにテスト! 正解しないと続きが見られない」中国の父親がテレビを改造。プログラミング未経験ながらAIを使ってわずか2日で開発! 再起動で逃げる息子、抜け道を封じる父。「その設定方法、教えて!」とネットで反響
働いても給料ゼロ。それでも働く人がいる。中国の公立小学校が、教員免許必須、生活費自己負担という条件で教師を募集。採用の保証もないのに、すでに勤務を始めた人も。中国の就職難は、ついにここまで来ている