デングウイルスによる感染症「デング熱」が感染拡大する雲南省シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州で行われている殺虫消毒作業の様子。(SNS投稿動画よりスクリーンショット

デング熱が急拡大 当局の「デマ消し報道」が感染の真実を裏付け=中国 雲南

このごろ、中国各地でデングウイルスによる感染症「デング熱」の患者が相次いで確認されている。とくに感染が拡大中とされる雲南省では「蚊に刺され(デング熱で)20人以上が死亡した。病院は連日大混雑だ」という噂がネット上で拡散されている。当局は、あわてて「それはデマだ」と否定し、鎮静化に躍起になっている。

中国メディア「南方網」6日付によると、この頃ネット上話題になっている「雲南省で、蚊に刺されて20人以上が死亡」の噂の出所となった動画投稿者の「汪さん」が現地警察による取り調べを受けたという。汪さんは、体調を崩して地元の診療所に行ったところ、多くの人がデング熱について話しているのを聞いたので携帯電話で動画を撮影し、ネットに投稿したという。

だが、雲南省シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州景洪市の公安局は「これまで州内でデング熱感染による死亡者はいない」と主張し、汪さんをデマ散布の罪で5日間の行政拘留に処した。

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