8月22日、河北省霸州市の被災者ら3千人は「災害補償金」の支給を求めて、市政府前で抗議を行った。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

災害補償金求め、被災者が市政府前で抗議 玄関ガラスを割り、当局の鎮圧に遭う=中国 河北

中国当局は、今もそれを「降雨による自然災害だ」という。しかし、意図的なダム放水で河北省や黒竜江省などに甚大な被害と損失をもたらしたことは、もはや被災者の誰もが知る事実である。

本来ならば重大な賠償責任を負うべき政府であるが、支給される「災害補償金」は、まるで話にならないほど、ごくわずかである。なかには「そんな雀の涙ほどの手当すら、もらえていない」という被災者も大勢いる。

河北省霸州市の被災者たちは今月22日、たとえ少額でも「災害補償金」の支給を求めて、市政府前で抗議を行った。SNSに投稿された現場動画のなかには、政府庁舎前で「我われの1000元の安置費はどこへいった(我們的1000元安置費去哪了)」と書かれた横断幕を掲げる人たちの姿があった。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている