予告なしのダム放水で「全てを失った」 絶望の町で、被災者の自殺が続く =中国 河北
「予告なしのダム放水だった。これは天災ではなく、人禍だ」。7月末から、中国で起きた一連の洪水災害をめぐり、多くの被災民が口にするのはこの言葉である。
しかし中国国内で、その「真実」は報道されていない。官製メディアや現地当局は、一貫して「豪雨による洪水被害」と主張。全てを、自然災害のせいにしてしまったのだ。
現在、水は引いた。しかし残されたのは、あまりにも無残な、廃墟となった故郷の町と、永遠に癒えることのない被災民の心であった。
関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。
習政権が中国に残したもの。中国社会はここまで来た。独裁と崩壊を告発する長文が、海外の投稿企画で入賞した。