8月12日、重慶市北碚区歇馬街道石盤村の村民・李忠秀さん一家の土地と家屋が、強制収用される現場。(大紀元合成)

「違法な土地収用。補償金もわずか」 政府ぐるみの犯罪に、村民は孤立無援=中国 重慶

今月11日と12日、四川省の重慶市北碚区歇馬街道石盤村で、黒服を着た数十人の「実行部隊」が動員され、村民である李忠秀(女性)さん一家に対して土地と家屋を接収。この場所からの「強制立ち退き」を行った。

現場を捉えた動画のなかには、現場で最後の抵抗をする李さんとその弟が、複数の男によって両手両足をつかまれ、悲鳴を上げながら排除される様子が映っている。こうした「政府ぐるみの犯罪」ともいえる事例が、今の中国では横行している。

関係者によると、11日に約200人、12日にも100人ほどの工事関係者が突然やってきて、李さんの土地を重機で掘り起こすなどしたという。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年CCTV春晩でロボット企業が集中登場、ロボットの射撃AI動画も拡散。専門家は中共の兵器化・軍民融合戦略を指摘し、軍需偏重で民生圧迫の経済構造危機を分析
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
軍副主席・張又侠の拘束説が流れる中、習近平の姉・斉橋橋ら家族にも「外出禁止令」が出たとの衝撃情報が浮上
中国当局は3年連続で成長目標達成を強調するが、不動産不況や企業収益の悪化、地方政府の目標引き下げといった現実は、その数字と噛み合わない。筆者は整い過ぎた統計の数字よりも、企業や地方の現場から聞こえてくる悲鳴のほうが、いまの中国経済の実態を雄弁に示していると思う