「まるで別世界にいるかのよう」 大災害を伝えない官製メディアに非難殺到=中国
8月3日、河北省が何日も洪水に浸かり「予告なしのダム放水」で避難する間もなく取り残された市民が無数にいる。北京市内でも、一部の地区は洪水や濁流が襲い、甚大な被害が出ていることは間違いない。水も食料もないなか、救援を待ち続ける被災民を差し置いて、中国の官製メディアは何を報じているのか。
中国国内の情報を発信する、著名なツイッターアカウント「李老师不是你老师(李先生はあなたの先生ではない)」は3日、国営新華社通信によるビリビリ動画の投稿内容に関連するツイートをした。「李先生」のツイートに触発されたネット民は、当局への怒りに再度火を着けることになった。
なんと、この日(3日)国営新華社通信のビリビリ動画での公式サイトでは「パンダの丫丫(ヤーヤー)の誕生日を祝う」内容を公開していたという。
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