2023年春、中国人「自由作家」の汐顔さんは米国へ亡命し、心身ともに自由を手に入れた。(本人より提供)

米国に亡命した中国人作家の物語 「私は、心身ともに自由になった」

2023年春、娘とともに米国へ亡命した中国人の人気作家がいる。その人、汐顔(@xiyan68)さんが7月13日、エポック・タイムズの取材に応じた。

汐顔(せき がん)さんは今、民主社会における個人の権利が保障された米国にいる。そこで「心身ともに自由を手に入れた」ことを実感するとともに、数カ月前の中国にいた頃の自身が、常に警察につきまとわれ、精神をすり減らしながら苦しい日々を送っていたことを思い返している。

今年3月、故郷である湖南省に住んでいた汐さんは、広東省で弟と一緒に暮らす母親が病に倒れたことを知り、急いで駆け付けた。だが、その翌日、現地警察が来て、弟に対し「なぜ彼女(汐さん)がここへ来たのだ。彼女は直ちに、ここを離れなければならない。広東に留ってはいけない」と告げたという。

▶ 続きを読む
関連記事
住宅、雇用、消費という「三重の重圧」に押しつぶされ、多くの上海市民が苦境にあえいでいる
張又俠が習近平に宛てて書いたとされる秘密書簡が、ネット上で急速に拡散。書簡の内容は体制内部の実情と一致しているものの、必ずしも張又俠本人が書いたとは限らず、中共内部の権力闘争が激化した中で生まれたものと見る向きが強い
正義なき中国。元公安局副局長ですら、公式ルートではなくネットで実名告発に出た。内部の人間さえ守られない社会で、庶民はどこに正義を求めればいいのか
張又俠が拘束された後、情報筋が海外メディアに対し、張名義とされる書簡を公開したと伝えられる。一部の評論家は、張の拘束は習近平にとって結果的に不利に働く可能性があると指摘している
張又俠と劉振立の失脚を受け、軍内部では不満と対立の感情が広がり、中央軍事委員会が下した複数の指令が拒まれている状況だという。