2020年1月、台北の101タワーで風景を眺める若者たち(Photo by Carl Court/Getty Images)

金や米ドル、石炭、穀物を確保…「中国は戦争に備えている」米金融アナリスト

金融アナリストのカイル・バス氏は12日、中国政府はこの数か月、金融市場で戦略的転換を行い、金や米ドル、石炭、穀物の確保に動いていることから「戦争準備をしている」との分析を示した。

中国習近平主席の言葉を分析してきたというバス氏は、第20回党大会の終わりに述べた、「我々は警戒感を強め、平和な時期に危機への備えをするべきであり、高波や嵐の海のような大きな試練に耐える覚悟を持つべきだ」という発言は、非常に暗示的なものであると指摘した。

習近平氏は、イエレン米財務長官が中国を訪れた6日、東部戦区指令部を訪問し、「戦区建設と戦時への備え」を指示した。この地域の部隊は台湾海峡も担当する。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾政府は2027年度予算案で、国防関連支出を前年比18.2%増の1兆1,225億台湾元へ拡大する方針を決定した。GDP比は3%を超え、過去最大規模となる。国民への一律現金給付や社会福祉、公共建設も増額する
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。