三日連続で40℃越えの猛暑に見舞われた北京市内。2023年6月24日撮影。(Greg Baker /AFP via Getty Images)

中国は、最高気温も捏造する? 官製メディアの数値は実際より「5℃低め」

中国共産党の機関紙「人民日報」。そのなかで「本当なのは日付と天気予報だけ」という中国人自身によるブラックジョークが、実は半世紀も前からある。

もともと真実を報道するメディアではなく、党の方針を伝える「紙」だからである。文革期には、この新聞紙を尻の下に敷いたことで紅衛兵に死ぬほど暴行を受けた。

その「人民日報」をはじめ、ウェブサイトもふくむ中国の官製メディアについては、どれも似たようなもので、確かに「日付と天気予報だけは真実」といってもよい。

▶ 続きを読む
関連記事
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
「大学を出ても仕事がない」中国で「焼き肉職人学校」に応募殺到。その中には大卒者までいた。しかも今の中国では、「配達員学校」「垢すり学校」「ザリガニ学院」まで次々に誕生。若者たちの進路が大きく変わり始めている
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
「こんな上海は見たことがない」上海市民からそんな声が出ている。かつて人であふれた大型商業施設では閉店した店が並び、上海駅周辺も人通りが激減。中国経済の冷え込みが、ついに上海の街並みまで変え始めている
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る