アリババ創業者の馬雲氏、東京大学で教鞭をとる 引退後は教育に注力
中国のネット通販大手アリババの創業者で億万長者の馬雲(ジャック・マー)氏が最近、公の場に姿を見せる機会が増えている。起業家としてではなく、教育現場に力を注いでいるようだ。先日は東京大学で教鞭をとり、同社が主催し杭州で開かれた数学コンテストでも決勝を見守る様子があった。
中国共産党のテック企業に対する締め付け以降の数年間、馬雲氏は人目を避けてきた。体制の金融規制への批判を理由に拘束された可能性や、日本の温泉やスペインのプライベートクラブで過ごすなど海外の滞在時間が長いとも報じられた。
16日、東京大学の東京カレッジは公式に馬雲氏の講義が12日に開催されたと明らかにした。「イノベーションと起業家精神」と題した2時間あまりの講義は、「豊かな経験や先駆的・革新的な知見に基づいた」内容だったという。日本のほか中国やインドなどからの学生が公聴し、「様々な角度からの鋭い質問を相次いで投げかけ、馬客員教授との間で白熱したやり取りが繰り広げられた」と、大学は説明する。
関連記事
米国が国際刑事裁判所(ICC)の解体を主張し、日本は対応に苦慮している。政府はICC支持を維持しつつも、同盟国との関係を踏まえ慎重姿勢を崩さず、動向を注視している
現代を代表する物理学者の一人、スティーブン・ホーキング博士は生前、AIの制御不能、遺伝子技術、地球外文明との接触、地球温暖化、宇宙移住の遅れを、人類の存続を脅かすリスクとして警告していた
安倍晋三元総理の志を次世代へ。若者が主導した回顧展で、昭恵夫人や大塚海夫靖国神社宮司らが明かす「最高指揮官」の素顔。回顧展を通じ、託された「種」をどう開花させるかが問われた
AI開発を後押しする改正個人情報保護法が成立した。本人同意なしで個人データを活用できる特例を新設し、国産AIの競争力強化を狙う。一方、病歴や犯罪歴など要配慮個人情報も対象となり得るとして、プライバシー保護への懸念は根強い
AIの利用が広がる中、子供の学びで問われているのは不正行為だけではない。便利な道具に頼る前に、思考力や忍耐力、試行錯誤する力をどう育てるかを考える