5月22日、バイデン米大統領は、マッカーシー下院議長との会談冒頭、債務上限協議で進展があると楽観していると述べた。ホワイトハウスで撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)

米債務上限問題、米大統領と下院議長が協議開始

[ワシントン 22日 ロイター] – バイデン米大統領とマッカーシー下院議長は22日、米政府の債務上限引き上げを巡る協議を開始した。10日以内に合意に達し、デフォルト(債務不履行)を回避できるかどうかが焦点となる。

両者は会談前の記者会見で、合意が間近に迫っている兆候を見せなかった。

バイデン氏は、何らかの進展があると「楽観」していると語った。それぞれの有権者に「売り込む」ためには超党派の合意が必要だとし、まだ見解の相違があると述べた。

マッカーシー氏は「最終的には合意点を見つけることができると思う」と述べたが、相違点が依然あると説明した。

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