防衛省は11日、「反撃能力」の主力装備となる長距離弾の量産・開発契約を三菱重工業と結んだと発表した。写真は米軍のハイマース( 左)と並んで展示された陸上自衛隊の12式対艦誘導弾の発射装置。2022年6月、千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

防衛省、三菱重に3781億円で発注 「反撃能力」の主力装備

[東京 11日 ロイター] – 防衛省は11日、「反撃能力」の主力装備となる長距離弾の量産・開発契約を三菱重工業と結んだと発表した。契約額は12式地対艦誘導弾能力向上型の量産など計3781億円。

このうち12式の地上発射型は契約額1734億円で、今年度から量産に入る。納入は26年度と27年度を予定しており、できるだけ配備を早める。

高速滑空弾の量産は1194億円、潜水艦発射型誘導弾の開発は584億円で発注した。

関連記事
新総裁に選出された石破茂氏。次期首相に就任する見通しだ。政策には、国防軍明記、アジア版NATO創設、金融所得課税などを掲げている。
決戦投票では、石破茂・元幹事長(67)が を計189票獲得し、計194票を獲得した高市早苗経済安全保障相(63)を破り、新総裁に選出された。
1回目の投票では、9人の候補者のうち過半数を獲得できた候補者はおらず、党員票、国会議員票で獲得票数の上位2人となった高市早苗経済安全保障担当相(63)、石破茂元幹事長(67)の決選投票なった。
読売新聞とNHKは26日、海上自衛隊の護衛艦が台湾海峡を初めて通過したと報じた
防衛省によると、ロシア軍のIL-38哨戒機1機が23日、13時台から15時台にかけて、3度にわたり北海道礼文島北方の領海上空を侵犯した