英東部エセックス州の空港から出発するスナク首相、3月撮影(Photo by Leon Neal - WPA Pool/Getty Images)

英、特定技術分野の入国申請1000人超を拒否 中国出身者が多数=報道

英国が昨年、特定の機密分野での研究を希望した留学や研究分野の外国人申請者のうち、受け入れを拒否した人数は過去最多の1000人以上となった。申請者の国籍の多くは中国だという。英紙ガーディアンが15日に報じた。

ガーディアンが情報公開請求で入手したデータによると、昨年の研究申請者の総数は5万人に及ぶ。そのうち研究者が265人、留学生が839人の計1104人が国家安全保障上の理由から受け入れを拒否された。2020年には128人、2021年には951人と年々増加の一途をたどっている。

英外務省は国籍別の内訳を公表していない。しかし、オックスフォード大学やケンブリッジ大、インペリアル・カレッジ大などの主要大学のデータによると、少なくともこれらの大学では申請を拒否された人の過半数以上が中国人だという。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
欧州連合(EU)の立法府議員らが、権威主義的政権が海外の標的を沈黙させようとする「越境弾圧」への対抗措置強化を訴えた。最新の報告書は、中共政権、ロシアなどを主要な実行国として名指しした一方、数十もの政府が海外の反体制派を追っていると指摘している
英国で、国家安全保障法施行後、中共関連のスパイ活動で初の有罪判決。中共当局のために香港民主活動家らを監視したとして、男2人に禁錮刑が言い渡された