【寄稿】情報戦争とはなにか【現代情報戦争の概略】
1 情報戦争の定義
ウクライナ戦争が勃発するまで、これからの戦争は情報戦争が主流となり、従来の正規戦は次第に姿を消して行くとさえ、一般には考えられていた。ところが、ウクライナ戦争が勃発し、まるで第一次世界大戦が復活したかのような様相を呈して、人々を驚かせたのである。
私はかねてから、情報戦争と正規戦は、ともに戦争を構成する二つの側面であり、いかに情報技術が進歩しても、正規戦が無くなることはあり得ないと考えてきた。つまり戦争の形態は変わっても、戦争の本質は変わらないのである。
関連記事
中国による南太平洋への弾道ミサイル発射と米豪への影響、それに応じたインドの軍事・外交的対抗策、そしてトランプ政権下での米国の孤立主義回帰による「インド太平洋戦略」の変容と今後の国際情勢を解説する
UNRWAの浸透問題と対イスラエル偏重の決議、過去の不祥事が示す国連の構造的な不信。責任はなぜ上層部に届かないのか
倒産寸前のセラミックス工場から2つの世界的大企業を創り上げ、78歳で日航(JAL)再建を果たした稲盛和夫。「人間として何が正しいか」を問い続け、生涯をかけて体現した「敬天愛人」の真諦に迫る
『論語』学而篇から治国の本質を解き明かす。晏嬰の信義、漢文帝の節約、召公の愛民という歴史的逸話を通じ、真の善政とは「無事」を極めることにあると提示。時代を超えて響く孔子の徳治思想を紐解く
東京の片隅にある8席のラーメン店。効率や規模拡大を追う現代で、「この一杯しか作れない」と職人が一生をかけて紡ぐ静かな境地とは。稲盛和夫の「敬天愛人」や儒教の「智」を通じ、真の豊かさを問う