通勤時間帯の東京都内の駅構内 (Photo by Carl Court/Getty Images)

首相経験者にも接近する中共…日本はどう対処すべき? 評論家が考察示す

感染を容認しない「ゼロコロナ」政策を突如として解き、国境封鎖も解除して、流行拡大をいとわず国内外の人の流れを進める中国共産党。北京の決定で数億人と巨額資金が動くために世界政経も少なくない影響を被る。朝令暮改の政策転換は日本を含む世界各国に、チャイナリスクをあらためて顕現させた。

日本は、こうした中国共産党との政治経済活動に積極的な交流を維持している国でもある。首相経験のある政治家が中国大使館や領事館とのイベントに頻繁に出席し、友好関係の推進を図っている。中国共産党が政策的に技術移転を行っているにもかかわらず、自動車メーカーや金融機関は継続して中国に投資している。

こうしたなか、中国時事評論家で詩人の唐浩氏は大紀元日本に寄稿文を寄せ、日本にとっての「中共対処法」を提案した。中国共産党のイデオロギーや台湾事情に明るい唐氏は、親中共派の政治家に「決然たる票をもって拒否すべき」とし、中国に距離の近い企業には「ノーを突きつけて」と語った。次段落から同氏の論説となる。

▶ 続きを読む
関連記事
米空軍傘下の中国航空宇宙研究所は、西側の企業や大学など426機関が中共軍や国防研究機関と交流していたとする報告書を公表した。極超音速ミサイル、電子戦、潜水艦、先進レーダーなど軍事転用可能な技術も含んでいる
米連邦陪審は、フィリップスのX線技術に関する営業秘密を盗み、中国の競合企業のために利用した元技術者に有罪評決を下した。元同僚2人も罪を認め、中国企業や幹部も起訴されている
中共系シンクタンクが、米元軍高官と中国の核兵器研究機関をつなぐ秘密の交流ルートを構築していた。米保守派記者の調査報告が、その仕組みと関係組織を明らかにした
最近、ニュージーランドの情報機関は脅威評価で中共のスパイ活動などをを相次いで名指している
米連邦通信委員会(FCC)が外国製ドローンへの規制強化を検討している。中国DJI製を含む認証済みの既存機種も対象となる見通しで、LiDARや熱画像センサーを搭載したドローンなどにも影響