2022年12月9日,中国北京。(Kevin Frayer/Getty Images)

中国の人口60%に感染拡大 死者は数百万人の恐れ=疫学者

中国政府は今月7日、新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を放棄した。感染拡大により病院は感染者の対応に追われている。中国系米国人の疫学者・丁亮(Eric Feigl-Ding)氏は、向こう3か月で中国人口の60%にあたる9億人が感染する可能性があり、死者は数百万人に達するとの推計を示した。

中国疾病予防コントロールセンター(CDC)の梁暁峰副主任も同様の推計を示している。羊城晩報によると、梁暁峰氏は18日に広東省で開かれた衛生セミナーで、コロナ感染率は60%程度に達し、最終的に80%から90%の人が感染する可能性があると述べた。

中国国家衛生保健委員会は20日、中国大陸全域で新たに2656例の感染と、5例の死亡が確認されたと発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
「空港で突然、『出国できません』」中国で新たな出入国規制が始まる。場合によっては、理由も知らされないまま出国を止められることも
中国共産党が出入境管理の新規定を前倒し試行。東南アジア行きの渡航とテック・金融人材、富裕層を重点審査し、電子データ提出や出国禁止も可能に。海外資産課税強化への警戒が富裕層に広がるなか、日本のビジネス渡航者にも影響が及ぶ恐れがある
新華社は一等功を受けたテストパイロット楊勇の試験飛行を報道。空警600や殲15、福建艦の電磁カタパルトが抱える安全性や技術面の課題、早期警戒機開発の実態が浮かび上がった
中国共産党(中共)が人工知能(AI)を通じて自国の技術基盤や規格を海外に広げる動きについて、米シンクタンクのハドソン研究所は、各国を中国の技術体系に依存させる「技術のわな」を生む可能性があると警告した。一帯一路がもたらしたとされる「債務のわな」よりも深刻な結果につながりかねないとの見方である
中国本土で新型コロナウイルスの検査陽性率が20.3%に上昇し、初めて20%を超えた。各地の医師からは患者の急増や救急外来の混雑、薬不足を訴える声が上がっている