米共和党、マッカーシー下院院内総務を議長候補に指名
米共和党下院議員団は15日、来年1月の次期下院議長選の共和党候補にマッカーシー院内総務を選出した。獲得票は188対31だった。現在ペロシ氏が務める下院議長は大統領継承順位が副大統領に次ぐ2位の要職だ。
オハイオ州選出のジム・ジョーダン議員や、ジョージア州選出のマージョリー・テイラー・グリーン議員などが指名に賛成した。
いっぽう一部の共和党員は、中間選挙結果は芳しくなく、マッカーシー氏の手腕に疑問を呈し反対票を投じた。匿名の関係筋は大紀元に対して「共和党は『赤い波(選挙における共和党の圧勝)』到来を期待した。しかし、マッカーシー氏をはじめ等する党指導部が行ったことは『赤いしずく』にすぎない。働きが足りない」と批判した。
関連記事
米国の中間選挙後に行われた複数の世論調査で、いずれもトランプ前大統領が2024年米大統領選挙の共和党候補の首位 […]
米共和党は2022年中間選挙で下院過半数獲得は確定したものの上院の奪還は果たせなかった。上院議員からは「古さを […]
米国の中間選挙では、共和党が下院の過半数に必要な218議席を獲得し、4年ぶりに多数派を奪還した。上院は依然民主 […]
開票が続く米中間選挙では14日、下院で共和党が217議席を獲得し、過半数の218議席まであと1議席に迫った。ニ […]