海上自衛隊が公開した中国海軍の空母「遼寧」の写真(防衛省提供)

日本南西や台湾周辺海域 緊張高まる…中国空母は軍機発着艦100回以上 米軍艦は台湾海峡通過

日本の南西や台湾周辺の海域では米中間の緊張が高まっている。防衛省は10日、中国海軍の空母「遼寧」が3日から8日まで沖縄県沖大東島の南西の海域で、艦載戦闘機と艦載ヘリが100回を大幅に超える回数で発着艦していると明らかにした。いっぽう10日には、米海軍のミサイル巡洋艦が台湾海峡を通過した。

防衛省によれば、空母・遼寧を含む8隻の中国海軍艦艇は2日に宮古海峡を太平洋に向けて南下した。その後これらの艦艇は沖縄県沖大東島の南西約160キロから石垣島の南約150キロの海域で活動している。岸防衛相は10日の記者会見で、この地域はこれまでで日本に最も近接した海域での活動であり「強い緊張感をもって警戒監視に当たる」と述べた。

中国軍機関紙・解放軍報9日付は、中国軍東部戦区は6日から8日まで台湾以東と西南海空域で統合軍事演習を行い、複数の部隊による統合戦闘作戦の強化を図ったと報じた。

▶ 続きを読む
関連記事
防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した
米OpenAIは報告書で、中共当局と関係する人物がChatGPTを利用し、SNS上で高市早苗首相の政治的イメージを損なうための否定的な情報発信を試みたと明らかにした。
イランによるホルムズ海峡封鎖やエネルギー施設への攻撃を受け、日本と欧州主要国が航路の安全確保に向けた共同声明を発表した
小泉防衛相は会見で、スタンド・オフ防衛能力の配備に関し、抑止力の向上により武力攻撃の可能性自体を低下させると強調。統合幕僚長の発言への誤解を否定し、熊本県等と連携して丁寧な説明に努める方針を示した