仏ストラスブールにある欧州議会では3月8日、EUの旗とウクライナの旗が掲げられた (Photo by FREDERICK FLORIN/AFP via Getty Images)

中国がロシアの戦争支援なら…EUは台湾防衛に投資を=EU議員

5日の欧州議会で、シャーリー・ウェイメシュ欧州議会議員は欧州連合(EU)と中国の関係を見直す必要があると訴えた。また、EUは防衛分野の投資を含む台湾との協力に際限を設けないよう提案した。

議会では、今月初めに開催されたEU中国首脳会談について議論された。EU議会保守改革委員会副委員長を務めるウェイメシュ氏は、ウクライナを侵攻するロシアへの支援や中共ウイルス(新型コロナ)起源の隠蔽、不公正な貿易慣行といった中国(共産党)をめぐる課題を並べたうえで、ロシアと中国は「際限のない戦略的協力関係」にあることを強調。中国とEUの経済関係を見直すべきだと述べた。

台湾外交部はウェイメシュ氏の発言に謝意を示した。「中国がロシア寄りのなか、台湾 はEU と共に平和を促進し、民主主義を守る」「戦争の残虐行為は重要な教訓を与えている。善良な勢力は権威主義を抑止するため団結しなければならない」とコメントした。

▶ 続きを読む
関連記事
EUは中国製タイヤに最大45.3%の反ダンピング関税を発動。ダンピング輸入が域内産業に損害を与えたと認定し、約8万人の雇用への影響も指摘。企業別に異なる税率を適用する
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
香港発ロンドン行きのキャセイ便がルーマニア上空で一時、管制との通信を喪失。NATO戦闘機が対応後に通信は回復し、機体は安全に目的地へ到着した
NATOのルッテ事務総長は、アンカラで開かれた防衛産業フォーラムで、中共政権、ロシア、北朝鮮の脅威に対応するため、防衛産業協力の強化を発表した。重要原材料、ドローン、ミサイル防衛などを柱に、兵器生産能力と供給網の強化を進める
フランス右派の指導者、マリーヌ・ルペン氏は7月7日、2027年のフランス大統領選挙への出馬を正式に表明した。各種世論調査では、フランスの右派政党「国民連合」は2027年大統領選で首位を維持している