中国人民銀行 (LIU JIN/AFP/Getty Images)

中国、5万元以上現金引き出しなどの登録制 「しばらく実施しない」=人民銀

中国人民銀行(中央銀行)は21日、来月1日から実施予定の現金出し入れの登録制を「しばらく実施しない」と発表。経済への打撃を避けたい思惑があると専門家は指摘する。

人民銀行や中国銀行保険監督管理委員会などが1月に公表した新規定は、3月1日から、金融機関の個人顧客が1回あたり5万元(約91万円)以上または1万ドル相当以上の外貨の現金預け入れ・引き出しを行う場合、金融機関は顧客の身分証明書を確認し、資金の出所や用途を記録する必要があると定めた。

中国金融規制当局はマネーロンダリングを取り締まり、資金移動・流出への監視を強化する目的で、同規定を制定したとしていた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党が第一・第二列島線で軍事活動を強める中、日本から自衛隊の「戦闘部隊」が初めて米比の合同軍事演習に参加の予定。日米豪比の連携強化と多国間安保網の拡大により、対中抑止に向けた準同盟化の動きがみられる
中国で住宅ローンを返せない人が急増。100万円の借金が数万円で売られる例も。「返せない人たち」が静かに広がっている
また中国で無差別事件。武漢でナイフを持った男が通行人を次々襲う。当局発表と現場証言に差があり、映像はすぐ削除。社会に不穏な空気が広がる
トロントでの神韻公演が、中共によるものと見られる爆破予告で中止に追い込まれた。卑劣な「広域弾圧」に対し、カナダの政界や著名人からは非難が相次いでいる。表現の自由と伝統文化を守るための闘いが続いている
中国で遺骨を住宅に置く「骨壺部屋」が拡大。墓地が高すぎて家の方が安いという逆転現象も。禁止令が出ても「原因はそこじゃない」と批判が噴出している