2022年2月4日の北京冬季五輪開会式で、自撮りをするオリンピック作業員たち(Annice Lyn/Getty Images)

北京五輪大会、帰国後に選手同意なら端末検査を実施=政府

北京冬季五輪で感染症対策として大会参加者に携帯電話へのインストールが義務付けられている中国製アプリ「My2022」が不正アクセスを招くと懸念されていることについて、政府は、帰国後に選手本人の同意のうえで専門家による端末検査を実施する。またパラリンピックに参加する日本選手団全員にレンタルした携帯電話を配布する。松野官房長官が9日の記者会見で述べた。

北京五輪公式アプリ「My2022」について、米国等の情報セキュリティ専門家らは不正アクセスを招き、監視や情報の抜き取りの可能性があると指摘している。米連邦捜査局(FBI)は個人の携帯を大会に持参しないよう奨励した。

政府は2日までに、中国共産党による監視や情報の抜き取りなどのセキュリティ問題に関する報道を認知していると踏まえたうえで、スポーツ庁や内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が、日本オリンピック委員会(JOC)と選手たちに注意喚起した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・広東の広場でまた無差別襲撃。5人死傷か。しかし情報は即削除、真相は見えず
中国が黄海・東シナ海に最大40日間の異例な空域制限を設定し、軍事・政治的意図に国際的関心が高まっている。演習未公表の不透明な措置は作戦準備や対外的圧力の可能性が指摘され、習近平の対外会談を控えた政治的メッセージとの見方も出ている。
中国の麦畑で地下水が赤く変色。農家は「怖くて食べられない」。それでも市場へ…この実態、見過ごせる?
中国で4月に大雪。開花した果樹が直撃され「もうだめだ」と声を詰まらせる農家も。「雪を止めてほしい」と祈る姿まで…
無関係の市民を狙う無差別襲撃が相次ぐ中国。本紙取材で「1日数十件」に上る実態が判明。しかも多くは公表されず、情報は封じられている