21年度インド成長率予想、9.2%に下方修正 オミクロン株が打撃
[ニューデリー 7日 ロイター] – インド統計・計画実施省は7日、2021年度(21年4月─22年3月)の実質GDP(国内総生産)予想を前年度比9.2%増に下方修正した。それまでは10%を上回る増加と予想していた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による混乱が消費者心理と経済活動に打撃を与えていることが背景。
新たな成長予想も主要経済国の中では最も高い。20年度のインド実質GDPは前年度比7.3%減だった。
政府が新型コロナ感染抑制のための移動規制を6月に緩和して以来、インド経済は改善傾向にあるが、足元でオミクロン株の感染が急拡大し、多くの民間エコノミストは経済成長見通しをそれまでの10%超から約9%に下方修正した。
インド準備銀行(中央銀行)の成長予測は9.5%。
コンサルティング会社ナイト・フランク・インディアのディレクターは、新型コロナの第3波が見通しに影響を与えたと指摘。「第3波からの経済が軟着陸し、深刻な混乱なく景気の勢いが続くことを期待している」と話した。
関連記事
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]
中国サッカーが衰退する一因は、賭博を支配する官僚と警察の影響。胡力任氏によると、賭けが普及し、体制下での腐敗が進行中。