世界中のピラミッド(14)台湾 七星山
台湾:七星山ピラミッド
台湾で最も高い火山である七星山で、1994年に三角錐のピラミッドが発見されました。七星山山頂から眺めると、ピラミッドの頂点は側火山の紗帽山と繋がっています。ピラミッドの高さは約30メートルで、長い年月により、外観はすっかり植物に覆われて緑色をしています。南と東に入り口はあるものの、土砂崩れなどにより、中に入ることはできません。
ケタガラン族の歴史学研究家である林勝義氏と、台湾古代文明研究室の何顕栄副教授は、このピラミッドは3~5万年前、ルカイ族が残した石造文明で、エジプトのピラミッドより3~5千年も前に建設されたと考えています。また、当時、このピラミッドを建てた目的は、宇宙からのエネルギーを収集するためだというのです。
ピラミッドの表面はすでに植物や土砂に覆われ、長い年月、風雨に侵食されたため、多くの場所が凸凹になっています。しかし、植物を取り除いてきれいにしたところ、これは明らかに人為的に積み上げられた岩石であり、自然の産物ではないことが分かったと、何顕栄氏は述べました。
ピラミッドの正面から100メートルの場所に岩石で積み上げられた三角錐の石碑があり、その周りには三日月の形をした窪みがあり、雨が降ると、「三日月池」になります。学者らは、ここは祭祀の場所ではないかと考えています。
そのすぐ後ろに人工的に切断された巨大な物置のようなものが置かれているため、祭祀の時、お供えの物を置く場所だったのではないかと推測されています。
(つづく)
――正見ネットより転載
(作者・意文/翻訳編集・天野秀)
関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。