英国の新型コロナウイルスの新たな感染者数が2日連続で過去最多を記録した。写真は1月27日撮影(2021年 ロイター/Toby Melville)

英のコロナ感染者、2日連続で過去最多 経口薬の早期利用に期待

[ロンドン 16日 ロイター] – 英国の新型コロナウイルスの新たな感染者数が2日連続で過去最多を記録した。

この日報告された新規感染は8万8376人。これまで過去最多だった15日から1万人程度増加した。当局者は医療体制の逼迫を警告している。

一方、抗ウイルス薬タスクフォースの幹部は16日、米製薬大手メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」とファイザーの同「パクスロビド」が、3月までに利用できるようになるとの期待を表明した。

国内での感染拡大を受け、米国訪問中のスナク財務相は日程を切り上げ帰国の途についた。政府筋によると、16日中に帰国する。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]