2021年11月18日、台湾の嘉義空軍で行われた式典で、アップグレードされた米国製のF-16V戦闘機に手を振る台湾の蔡英文総統と、見守る邱国正国防相(Sam Yeh/AFP via Getty Images)

米政権「民主主義サミット」に台湾を招待 中国、ロシアは招かず

米国務省は25日、12月9日から10日にかけて開催される「民主主義サミット」に日本や台湾など110の国と地域を招待すると明らかにし、参加リストを公開した。招待されなかった中国は台湾の参加に反発を示したが、専門家は米国の判断を「当然のこと」だと評価した。

ホワイトハウスによると、今年初開催の民主主義サミットは「権威主義からの防衛、汚職の撲滅、人権尊重の促進という3つのテーマ」に沿って共通認識と相互の関与を強めることを目的としている。中国とロシアは招待されていない。

台湾の蔡英文総統は24日、「共通の価値観を守るために各国が一堂に会するこの国際会議を主催する」米政府に謝意を表した。外交部は蕭美琴・駐米代表と唐鳳(オードリー・タン)デジタル担当相の2名がサミットに参加すると発表した。

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