≪医山夜話≫ (50)

睡眠は万病を治療できる神薬

中国では昔から「仙人になるより、よく眠れる秘法を探したい」という諺があります。睡眠がいかに大切かをもの語っています。

 不眠症にはさまざまな病状があります。「寝つきが悪い」「朝早く目が覚めやすい」「夜中に何度も目が覚める」「寝ていても音に敏感」「眠りが浅く、睡眠時間の割に熟睡感がない」など……。最も哀れなのは、布団に入ってウトウトし始めた時に、とつぜん用事を思い出し、布団を飛び出して用事を済ませるなどゆっくりと寝付くことができない人たちです。

 私はある不眠症の患者を治療したことがあります。長年経った今でも、時たま思い出しては、クスッと笑いたくなります。

▶ 続きを読む
関連記事
肩の痛みは「安静」だけでは回復しません。簡単な可動域テストで状態を確認し、急性期を過ぎたら軽い運動で自然な回復を促すことが、五十肩の予防につながります。
真冬は肺が乾き、腎が冷えやすい季節。脾を養い、気の上下を整える食事が大切です。ターメリックと魚介を使ったパエリアで、体の内側から冬の乱れを調えます。
毎日触れるスマホ、実は細菌だらけかもしれません。便座以上とも言われる汚れを、端末を傷めず安全に落とす方法を専門家が解説。間違いがちなNG清掃にも注意喚起します。
ドアノブで「パチッ」となる人は要注意。静電気は乾燥だけでなく、体の内側の不調サインかもしれません。水分補給や服選びなど、今日からできる改善法をわかりやすく解説します。
夜更かしは肌荒れや記憶力低下だけでなく、免疫や代謝にも影響する。中医学がすすめる4つの回復習慣を取り入れ、体への負担を最小限に抑える方法を紹介。