2020年1月27日、ワシントンの連邦議会議事堂でメディアに語るジョン・ラトクリフ国家情報長官(Charlotte Cuthbertson/The Epoch Times)

米国家情報長官、「中国が米選挙に介入した」と主張 CIA上層部から圧力も

ラトクリフ米国家情報長官は、米議会宛ての書簡の中で、中国当局は2020米国選挙に介入したと指摘し、また、中央情報局(CIA)の上層部が中国当局の選挙介入に関する情報を抑制したと非難した。

長官は書簡で、情報機関の分析監察官、バリー・ツーラオフ(Barry Zulauf)氏が作成した報告書を引用した。報告書は、トランプ大統領の政策に賛成しない一部のアナリストが、中国当局の行動を米選挙の干渉と認定したくないため、選挙に対する中国当局の影響力を軽視したとの見方を示した。

また、長官によると、中国当局の介入があったと主張するアナリストに対して、CIAの上層部は、その主張を撤回させるよう圧力をかけていた。

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