中国全国人民代表大会(国会に相当)財政経済委員会の黄奇帆・副主任(Getty Images)

中国高官「中国に自由な外貨両替制度はない」と明言 米中金融デカップリング巡り

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)財政経済委員会の黄奇帆・副主任は10月9日、金融分野における米中のデカップリング(切り離し)をめぐって発言した。この中で黄氏は、中国資本市場では自由に外貨を交換できないなどと明言し、波紋を呼んだ。

黄奇帆氏は9日、北京市で開催された中小企業関連会議に出席し、米中が金融分野でデカップリングをすることは、「(米国にとって)千人の敵を殺すのに、2千人の兵士を失うことであり、損失が大きい」「自殺に等しい」と自信満々に語った。

同氏は、中国当局は金融分野において「3つの有効な切り札」があると示した。

▶ 続きを読む
関連記事
米ハドソン研究所主任の余茂春氏は米軍の最近の勝利で中共製の兵器の無力さが明らかになっていることについて、そのことが中共内で数十名の軍事工業専門家の粛清につながり、一部は不審死を遂げていると指摘した
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
中国南部で大気の状態が非常に不安定となり、広州では3月29日、猛烈な雷雨に見舞われた。1時間の降雨量は54.8ミリに達し、道路の冠水が相次いだ。現地のネット上では、「高圧洗浄機のような雨だった」と驚きの声が上がった
2025年の中国共産党内での汚職摘発総額が1兆元超に達したことが内部関係者の証言で明らかに。現職・退職幹部の隠し資産や海外預金も露見し、権力と資金が制度的に結びつく構造が浮き彫りになった
最近、中共外交部と中国中央電視台(CCTV)が米国に留学していた中国人博士研究員が米国の法執行機関による事情聴取を受けた後に自殺したと主張したうえで、米国が国家安全の概念を拡大していると批判した。