王滬寧中国共産党中央政治局常務委員(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)

中国メディアが習近平氏の講話を報じない理由

習近平中国国家主席は最近、度々技術の「自力更生」に言及している。他国の技術盗用や強制技術移転の強要に対するトランプ政権の批判が念頭にあると思われる。しかし、この「自力更生」の発言は国営メディアの報道から削除されていた。その裏には、宣伝広報を担当する王滬寧中国共産党政治局常務委員の策略があるとされている。

 

「フィナンシャル・タイムズ」の11月13日付報道によると、習近平氏が9月に黒竜江省にある第一重型機械集団の視察を行った際、工場作業員らに対し、「国際的に、先進的技術や重要技術の獲得がますます困難になり、われわれは自力更生の道を歩まなければならない」と語った。だが中国中央テレビ(CCTV)はその部分の発言を編集し、一部を削除した。中国共産党機関紙の「人民日報」海外版も同様の操作を行った。

▶ 続きを読む
関連記事
19日発表された訪日外国人向けビザ手数料の5倍引き上げは、すでに90日間の査証免除待遇を受けている台湾、米国、韓国などには影響がないことから、ネット上で多くの中国人から「中国だけを狙い撃ちにしている」と不満の声が上がっている。
中国メディアがネット通販の安いブランド口紅7本を調査したところ、6本が偽物の疑いだった
中国の紙おむつ騒動が迷走中。「有毒」「デマ」「圧力」の主張が飛び交い、48時間で話が三転した。肝心の「赤ちゃんに使って大丈夫なのか」は今も分からないままだ
中国の強制臓器収奪は孤立した犯罪ではない。国家主導の残虐行為の歴史と西側への超限戦を緻密に暴き、命を商品として扱う独裁体制の本質を解剖。人類の良心と世界の安全保障に警鐘を鳴らす、戦慄の告発書の全貌
中国・重慶市で、住民がマンホールを開けてみると、中は排水設備ではなく、ただの土の穴だった。「これでは洪水になるのも当然だ」とネット騒然