中国メディアが習近平氏の講話を報じない理由
習近平中国国家主席は最近、度々技術の「自力更生」に言及している。他国の技術盗用や強制技術移転の強要に対するトランプ政権の批判が念頭にあると思われる。しかし、この「自力更生」の発言は国営メディアの報道から削除されていた。その裏には、宣伝広報を担当する王滬寧中国共産党政治局常務委員の策略があるとされている。
「フィナンシャル・タイムズ」の11月13日付報道によると、習近平氏が9月に黒竜江省にある第一重型機械集団の視察を行った際、工場作業員らに対し、「国際的に、先進的技術や重要技術の獲得がますます困難になり、われわれは自力更生の道を歩まなければならない」と語った。だが中国中央テレビ(CCTV)はその部分の発言を編集し、一部を削除した。中国共産党機関紙の「人民日報」海外版も同様の操作を行った。
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