【動画】衝撃を緩和、ローラー付きガードレール=韓国企業開発

高速道路のガードを研究開発する韓国企業「ETI」は最近、安全性の高い道路のガードレールについて発表した。黄色いポリタンクが並んだようなユニークなデザインで、大きく衝撃を吸収することで事故とドライバーの致命傷を避けれるものとしている。

同システムは、横に走る鋼鉄のパイプ2本の間に、プラスチック製のタンクのような形をしたローラーが、鋼鉄のパイプの縦軸にして並べたもの。車両がもし接触しても、ローラーが回転するため衝撃を大幅にやわらげ、車両と運転手へのダメージを減らすことができる。

このローラー付きガードレールは、車両を衝突から保護する役割を果たし、その反動で横転する可能性も減らせるという。同社が公開した、大型トラックを使った実験では、大型トラックは衝突後も倒れずにバランスを立て直した。

ガードレールの激突は、進入する車両の速度が速い場合、突き破って道路外へ出てしまいかねない。しかし、この仕組ならば、運転手や同乗者が衝突や転落による致命的なケガを避けられそうだ。

(翻訳編集・佐渡 道世)

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。