米大手に約15億円罰金 中国製フローリング木材に違法原材料

輸入製品の原材料が絶滅危惧種の動物を保護するため伐採禁止となっている樹木であることを理由に、フローリング木材販売の米最大手、ランバー・リクイデーターズ・ホールディングス(LL)が1日、米裁判所から罰金1320万ドル(約15億5500万円)の支払いを命じられた。問題となった製品はほとんどが中国製のフローリング木材。

米司法省は同社が販売する中国製のフローリング木材の原材料に、ロシア産モンゴルクヌギが使用されていることを指摘している。この木が生える森林地帯は絶滅危惧種のアムールトラやアムールヒョウなどの生息地となっているため、モンゴルクヌギも保護対象に指定されている。

米国ではレイシー法により違法に伐採された木材の輸入を禁止しており、司法省はこの種の判例における最高額の罰金を科したと発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国民主党北京支部のメンバー7人に対し、「国家政権転覆」の罪で重い判決が言い渡された。カナダ・バンクーバーでは、同党のメンバーらが中国総領事館前で抗議集会を開き、党員の釈放と中国の人権状況への国際的な関心を呼びかけた
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係を指摘するサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使うスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は4月24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した