ホームレスの少女 名門大学の門を叩く

生活環境が子どもの成長に大きな影響を与えることは間違いない。しかし、子どもの将来を決定する上で最も重要なものは、生活環境よりもむしろ、自らの天賦と選択だ。路上生活を続けていたアメリカの少女、カデイジャ・ウィリアムズさん(Khadijah Williams)は、自分の能力を信じて努力を続け、2009年に米国の名門校ハーバード大学に入学した。彼女は生活環境が悪くても、自分の才能と努力で人生を切り拓いたのだ。

12年間に12回転校

 ウィリアムズさんは、彼女の母が14歳の時に生まれた。ニューヨークのブルックリンで生まれ、幼い頃、家族とともにカリフォルニア州へ移住した。妹が生まれた後、ウィリアムズさんの母は娘たちを連れて放浪生活を始め、生活保護施設やモーテルなどを転々とした。路上で生活をする時も多かったという。

▶ 続きを読む
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。