<赤龍解体記>(38)薄煕来、18大常務委員入りで必死の闘い

【大紀元日本10月31日】来年10月に開催の中共18大における、7名の新しい常務委員補欠選挙では、太子党および毛派の代表とされる薄煕来が、最も有力な候補の1人と思われていた。しかし最近、日増しに白熱化している中共内部の激闘情勢からすれば、薄煕来の優勢は次第に衰微し、そして彼はすでに弱体化されたという説もある。そこで、劣勢に陥った薄煕来は異常な政治姿勢を打ち出し、たとえ政敵と共倒れになってもいとわない決闘の意志を示したものと思われる。

先日、薄煕来は「全国省級中共機関紙編集長会議」の代表と会見した際に、「執政者として、もしいつも考えすぎて優柔不断であり、いつも小心翼々で自分の身を守り、またはひたすら自分が順調に昇進するのみを考えるのであれば、どんなことも成就できない」「でたらめなことを言う人がいるが、中国人はこんなに多いから、陰口などは避けられるものか」と述べた。

彼のこの発言は胡錦濤への牽制、とりわけ温家宝の「文革余毒」論への反撃であったと思われる。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシア政府がワルダイ国際討論クラブで示した発言は、実際の戦況とは異なる。ロシア大統領府が構築しようとする筋書きは、戦場のデータ、ロシア側自身の行動、公の場での威嚇発言によって反証されつつある
カナダが中国製EVへの関税を引き下げ、輸入拡大が見込まれるなか、専門家が車載データの流出、遠隔操作、電力網へのサイバー攻撃、国内自動車産業への影響など安全保障・経済両面のリスクを指摘
ロシアのペスト研究所で、28歳女性職員が原因不明の肺炎で死亡。当局はペストを否定する一方、隔離を強化。トランプ第一次政権の元米高官は「ペストより恐ろしい可能性」と懸念
ロシア・イルクーツク抗ペスト研究所の28歳職員が「原因不明の肺炎」で死亡。約1か月前には、中露が黒竜江省で、国外からのペスト流入を想定した越境感染症の合同訓練を実施。同研究所の所長も参加していた
フランス全土で学生らの抗議デモが拡大。教育への不満を背景に始まった運動は、「反ファシズム」「パレスチナ解放」など政治的主張も前面に。急進左派の人物を「大統領に」と訴える声も上がっている