もうすぐ旧正月 帰省をためらう「恐帰族」

【大紀元日本2月5日】今年の2月14日はいつものバレンタインデーとは違う。中国では一年で最も盛大に祝う「春節」こと旧正月の日でもあるのだ。異郷で働く人々が故郷に帰り、家族や友人と一堂に集まって祝うのが中国スタイルであるが、今年はちょっぴり様相が違うようだ。

ことの発端は中国の人気掲示板サイト「天涯フォーラム」のある書き込みに遡る。『異郷で働くある新卒が田舎のお父さんへの手紙』と題するこの書き込みは、以下のように書かれている。

「お父さん、嘘をついてごめんなさい。この前の電話でお母さんに月収を聞かれた時、3200元(約4万3千円)と答えたのは嘘だった。実際、僕の月収は1000元しかない。大学まで出たのだから、少なくとも5、6千元は稼げるだろうとお父さんはいつも言っていたけど、がっかりさせてごめんなさい。家のお金を使い込んで、大学まで行かせてもらったのに、この程度しか稼げないなんて・・・。『お正月は帰るかい?』と聞かれた時、僕は仕事の都合が付けば帰ると言ったのも嘘だった。お正月休みに、仕事があるわけではない。ただ、計算してみると、往復の切符だけでも400元以上はかかるから、お母さんにセーターを買ってあげるお金すら残らない。雪が降ってきた。僕だってみんなに会いたい。だけど、僕は帰れない。帰る勇気がない」

▶ 続きを読む
関連記事
膝の変形性関節症の予防に、ヨーグルトやチーズが関係するかもしれません。日本の成人約1万人を11年間追った研究で見えてきた、発酵乳製品と膝の健康の意外な関係をご紹介します
実年齢は同じでも、脳や心臓の老化の進み方は人によって異なります。血液中のタンパク質から臓器ごとの「年齢」を推定し、症状が現れる前に病気のリスクを見つけようとする研究が進んでいます
「あのとき、違う選択をしていれば」と、昔の自分を責めていませんか。でも、あの頃の自分には、今ほどの経験も心の余裕もなかったはず。過去の後悔と向き合い、自分に少し優しくなるための言葉をお届けします
脳卒中やパーキンソン病の患者の体験を通して、回復に向き合う姿勢を考えます。体の緊張をゆるめる、一つの動きに集中する、小さな練習を続ける。中医学の臨床家が語る3つの工夫と、家族の支え方を紹介します
仕事や家族のことで頭がいっぱいになる日。気持ちを言葉にして書き出すと、考えを整理する手がかりになります。毎日書かなくても大丈夫。日記をつけることで得られる7つのメリットを紹介します