もうすぐ旧正月 帰省をためらう「恐帰族」

【大紀元日本2月5日】今年の2月14日はいつものバレンタインデーとは違う。中国では一年で最も盛大に祝う「春節」こと旧正月の日でもあるのだ。異郷で働く人々が故郷に帰り、家族や友人と一堂に集まって祝うのが中国スタイルであるが、今年はちょっぴり様相が違うようだ。

ことの発端は中国の人気掲示板サイト「天涯フォーラム」のある書き込みに遡る。『異郷で働くある新卒が田舎のお父さんへの手紙』と題するこの書き込みは、以下のように書かれている。

「お父さん、嘘をついてごめんなさい。この前の電話でお母さんに月収を聞かれた時、3200元(約4万3千円)と答えたのは嘘だった。実際、僕の月収は1000元しかない。大学まで出たのだから、少なくとも5、6千元は稼げるだろうとお父さんはいつも言っていたけど、がっかりさせてごめんなさい。家のお金を使い込んで、大学まで行かせてもらったのに、この程度しか稼げないなんて・・・。『お正月は帰るかい?』と聞かれた時、僕は仕事の都合が付けば帰ると言ったのも嘘だった。お正月休みに、仕事があるわけではない。ただ、計算してみると、往復の切符だけでも400元以上はかかるから、お母さんにセーターを買ってあげるお金すら残らない。雪が降ってきた。僕だってみんなに会いたい。だけど、僕は帰れない。帰る勇気がない」

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