【ことばの豆知識】うそも「便利」?
【大紀元日本9月22日】「うそも方便」と言って、うそも時にはよしとされることがありますが、それはあくまでもその場しのぎに過ぎず、往々にしてうその上塗りを繰り返さざるを得なくなります。ならば、やはり初めから「真」を貫き通すほうがいいのでしょう。
この「方便」ということば、本来サンスクリット語で、「近づく」という意味。仏教では、衆生を真の教えに導く(近づかせる)ために相手の素質などに応じて便宜的にとる巧みな手段のことを言うようです。それが次第に、広く一般的に用いられるようになり、今日の「目的のために利用する便宜的な手段」という意味になりました。
一方、中国語の『方便』も本来は仏教用語で、日本語のそれと同じ使われ方がされていたようですが、現代では、主に「便利だ/都合がいい/便宜を図る」といった意味で使われます。このうち、日常よく目にするのが「便利」義で、チラシやスーパーなどで『方便麺』(インスタント・ラーメン)、『方便食品』(インスタント食品)、『方便袋』(スーパーのビニール袋)といったことばをよく見かけます。
関連記事
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
夏至から半夏生にかけては、陽から陰へと季節の流れが変わる節目です。しそ、タコ、オクラなどの食材を通じて、湿気によるだるさや脾胃の不調を整える養生の知恵を紹介します。
写真を撮るとき、なぜ「はい、チーズ」と言うのでしょうか。何気なく使っている掛け声には、自然な笑顔を引き出すための発音の工夫があります。
中医学では、経絡を気が巡る通り道と考え、流れの滞りが不眠や不安、こわばりなどの不調につながるとされます。日常で取り入れやすいツボ押しも紹介します。
認知症予防の鍵は、座る時間を減らすことだけではないようです。最新研究では、読書や学習など「脳を使う座り方」が認知症リスクの低下と関連することがわかりました。日常の過ごし方を少し変えるヒントを紹介します。