「妹を救いたい」 姉の至孝、天を衝く
【大紀元日本8月30日】明朝の頃、楊秀貞の母親は立て続けに三人も女児を生み、息子に恵まれなかったばかりか、第四子もまた女児であった。母親は癇癪を起こし、女児を溺死させようとした。当時13歳の楊秀貞は、急いで妹を抱きかかえ、母親に跪いて哀願した。「お母さん、男子を得るために妹を殺したら、ますます男子は生まれなくなります。もし嫁入り道具でお悩みなら、私の分をこの妹に譲ります!」
祖母は彼女をしかり、聞こうとしなかったが、秀貞は跪いて祖母に告げた。「おばあさんは毎日、念仏をあげていますね。今死に直面した妹を見て救わないとしたら、念仏とは何のためでしょうか?」祖母はひどく感動し合点がいったので、女児を育てることにした。二年後、果たして秀貞の母親に男児が生まれた。
母親に男児が生まれるとき、秀貞の父親は祖父の夢を見た。夢の中で祖父は、父にこう告げた。「もし第四子の女児が生きていなかったら、この男児は決して生まれてこなかった」。秀貞が当時跪いてお願いしたからこそ、その至孝が天を衝き、家系が繋がったのだった。
(正見ネットより転載)
(翻訳・甘樫)
関連記事
寒い季節こそ、ゆったり過ごし心身を整えるチャンス。睡眠や食事、メンタルケアで冬を快適に楽しむ方法をご紹介します。
50年以上前から次世代の食料として研究されてきたオキアミ(プランクトン)。クジラなどの海洋性生物にとっては生存のための原初的な存在だ。そのオキアミからとれるオメガ3が注目されている。本文にあるようにオメガ3は人の健康にとっても有益なものだ。クリルオイルは、オメガ3と抗酸化成分が豊富で人気のある健康補助食品。フィッシュオイルに比べてコストが高い点が難点だが……
仏に対抗しようとした調達が、暗殺未遂や陰謀を重ねた末、地獄に堕ちるまでの報いの物語。
「犬に散歩される」気の毒な飼い主たち、笑っちゃってゴメンの面白動画→
過度な運動や減量で陥りやすい「低エネルギー可用性」。エネルギー不足が体に与える影響とその対策について、専門家のアドバイスを交え解説します。